フランス語のロマンティックなことわざたち
他言語を勉強することで
面白いのは、
その言語から
その言語を持つ人たちの考えが
垣間見えるところ。
それがよく表れているのが
ことわざ
日本のことわざにも
「猫に小判」
「仏の顔も三度まで」
など、日本の文化や精神が
感じられますよね!
今回は、フランス語のことわざで
フランスの考え方が
表れているものを
紹介します。
Avec des "si" on mettrait Paris en bouteille.
いくつもの「もし」を使えばパリだって瓶に入れられる
意味:たくさんの仮定を積み重ねれば、
なんでも可能になる
「もし〜」という空想ばかり言っていたら、
パリを瓶にいれることすらできる、
という意味。
「パリを瓶に入れる」
なんて発想、ロマンティックで
フランスっぽいですね!
Il n'y a pas de roses sans épines.
棘のないバラはない
意味:苦しみのない喜びはない。
いいことずくめのものはない。
日本の「楽あれば苦あり」と
同様の意味で
使われることが多いです。
「薔薇」の持つイメージから
「甘美な恋愛にも苦しみが伴う」
という場合にも。
さらには、
「美しい女性」にも欠点がある
なんて意味でも使われます。
薔薇を
女性や恋愛に例えるなんて
文学的。
On ne fait pas d'omelette sans casser des œufs.
たまごを割らずにオムレツは作れない
意味:何かを成し遂げるには、多少の犠牲は仕方ない
「失敗を恐れるな」
という文脈で使われます。
「オムレツ」
を例えに使うところが
フランスですね!
日本だったら
玉子焼き
でしょうか?
オムレツといえば
モン・サン=ミッシェルのオムレツ。
このふわふわ感、
いつか味わってみたい!
モン・サン=ミッシェルで
オムレツを注文できるようになるためにも
一緒に勉強しましょう。
それでは、
紹介したことわざを
いますぐメモして、
日常生活で使っていきましょう!
Bon courage !