学校では教わらない会話表現「私たち」

フランス語の教材や授業では

私たち=nous

と習いますよね。

 

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もちろん、間違ってはいません。

が、

 

実は「nous」は、

会話でほとんど使わないこと、

ご存知ですか?

 

フランス語ネイティヴの多くは

「nous」の代わりに

「on」を使います!

 

今回は、「on」の使い方で

フランスのカジュアルな会話を

学んでいきましょう。

 

 

 

Step 1「on」の活用

 

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「on」は「私たち」という意味で使われますが

動詞の活用は三人称単数「il」「elle」と同じ。

 

[être]

on est

発音はリエゾンして「オンネ」

 

[aller]

on va

 

というような感じです。

 

わかりますか?

「nous」の活用より

はるかに簡単であることが!

 

フランス人にとっても

動詞の活用って

面倒くさいんです!

 

日本人の私たちができなくても

当然なのです。

 

 

 

Step 2 on の本来の意味

 

ここで、onの本来の意味を

復習してみましょう!

 

onは

不定代名詞

という名前の代名詞。

 

その名の通り

特定の人を指しません。

 

「人は」

「みんな」

という意味の

とっても抽象的な言葉。

 

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Au Japon, on travaille beaucoup.

日本では、人はたくさん働きます。

 

On parle français au Québec.

(人は)ケベックではフランス語を話します。

 

一方、「誰かが」と訳す場合も。

 

On frappe la porte.

誰かがドアを叩いています。

 

これは少し難しいです。

 

では、最後に

「on」を実際に使ってみましょう!

 

 

 

Step 3 onを使ってみよう!

 

「私たち」の文を

「on」にして作ってみましょう。

 

1)私たちは明日(demain)、公園へ(au parc)行く

 

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 Demains, on va au parc.

 

 

2)私たちはフランス(la France)が好き(aimer)。

 

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On aime la France.

 

 

できましたか?

 

Nousよりとても簡単ですよね!

 

「on」が自然に使えるようになれば

あなたもフランスネイティヴ

 

たくさん使って

慣れていきましょう!

 

Bon courage !