観光客に見られないためのレッスン「スリ対策」

留学中に、生活にもある程度慣れて、

せっかく言葉も話せるようになってきたのに

「あ、観光客だな」

と思われたら、なんだか嫌じゃありませんか?

 

気分的にももちろん嫌ですが、

 

フランスでは観光客にみられるのは

あまりいいことではないのです。

 

f:id:ay6761:20200601224305j:plain

1番のデメリットは、

スリに狙われやすいこと。

 

観光客は地図を見るのに夢中だったり、

注意が散漫だったり、

そもそもスリの手口に慣れていなかったりと、

格好の餌食になります。 

 

 

自慢ではありませんが、

私はフランスに1年半いた中で

一度もスリにあったことがありません。

 

単に運が良かったのもあると思いますが、

私の行った対策法をここに伝授します!

 

1.歩きスマホをしない!

f:id:ay6761:20200601213550j:plain

観光には、スマホは欠かせませんよね!

地図を見たり、お店を調べたり…

必要なときはもちろんしてもいいですが、

歩きスマホは絶対にしないで!

 

スマホを確認するときは

立ち止まって、

周りを警戒するように観察してから

安全だと思われるところでしましょう

 

ぶつかってくるフリをして物を盗る人もいます。

 

鞄など貴重物が入っているものは

壁際などに寄って、

なるべく他の人から隠すようにしましょう!

 

 

2.常に「警戒しています」と示す

 

もし自分がスリだったら、

 

  • 時々周りをきょろきょろ見まわしている人
  • ぼんやりと考え事をしながら立っている人

 

どちらを狙いますか?

 

おそらく、ほとんどの人が

後者を狙うと思います。

 

スリは、獲物をよく観察しています。

 

なので、

「私は油断をしていない」

というサインを見せれば

狙われにくくなります。

 

何もないところでも、

時々警戒するように

きょろきょろと周りを見渡します。

 

また、美術館のように注意が荷物から外れやすい場所、

地下鉄や電車の中、人の多いところでは、

鞄に手を置いたままにします。

 

f:id:ay6761:20200601224404j:plain

鞄に注意を払っている、

というサインを見せるためです。

 

これで、スリには警戒心が伝わって

 

あなたを狙いにくくなるでしょう。

 

3.差し出された物をもらわない・見ない

f:id:ay6761:20200601213830j:plain

街中を歩いていると

急にポストカードや花を

渡そうとしてくる人がいます。

 

彼らは、慈悲の精神で

道ゆく人にプレゼントしているわけではありません。

 

一度受け取ってしまったら

お金を請求してきます。

 

新聞などを見せてくる人もそう。

新聞を広げている下で

仲間のスリが鞄を開けていた、

なんて話は有名な話。

 

とにかく、

いくら優しそうでも

何かを無理やり差し出してくる人は

無視しましょう!

 

 

4.見た目に気をつける

f:id:ay6761:20200601224702j:plain


 

スリが狙うのは

  • いかにもお金を持っていそうな人
  • いかにも観光客然としている人

です。

 

日本はスリがとても少ない国。なので、

日本人はスリの餌食になりやすいです。

 

日本人のファッションは

正直フランス人よりもお洒落。笑

 

なので、一発で

「日本人だな」

とわかります。

  

フランスでお洒落な服を着たい気持ちは

とてもよくわかります。

私もそうです!

やめろとは言いません!

 

ですが、

お洒落な服を着ていると

目をつけられやすいことは

知っておいてください。

 

お洒落な服を着たいときは、

1、2で紹介した方法を

やりすぎじゃない?というくらい実践して

現地人以上に警戒するようにしましょう!

 

 

最後は少し厳しいことを

言ってしまいましたが

 

スリにあってしまうと

かなりショックですよね。

 

それに、

スリ以外の怖い目に遭う可能性も。

 

警戒することは

生きていく上でとても大切なこと。

 

あなたが楽しい毎日を送ることを

願っています!

 

 Bon courage !